不妊症

東洋医学では「腎」を単に腎臓とは見なさず、内分泌系、生殖器系、免疫系などを含めた生命の源と考え、精力とも一体のものとして捉えている。
生殖機能を司るのが「腎」であり、この「腎」の働きは、28歳前後にピークに向かって上り詰め、後は徐々に衰え、女性の卵子が35歳超えると、質が低下になっていきます。

不妊症には、腎の働きが低下している状態を腎虚と言い、基礎体温が高温期の不十分タイプの「腎陽虚」と基礎体温が低温期不十分の「腎陰虚」の2つのタイプに分かれる。冷え性の多くは「腎陽虚」のタイプである。これらの場合に腎を補う「補腎」という治療が大切である。

◆「腎陽虚」のタイプに腎を補い、体を温める「補腎陽」の治療を行う。
「腎補陽」の生薬で最も効果が高いのは、動物生薬の鹿角、およびヨモギ、続断、補骨脂などがあります。

◆「腎陰虚」のタイプに腎を補い、体を潤い「補腎陰」の治療を行う。
「腎補陰」の生薬で最も効果が高いのは、動物生薬の亀の甲羅、および羊胎盤、女貞子、旱蓮草などがあります。

image